クレジットカードの種類
国際ブランド
国際ブランドとは、世界中に加盟店があり、利用者はこのブランドが付いたカードを世界中どこでも使える汎用性の高いカードです。以下5つの国際ブランドは、一昔前までは国や地域によっては使える場所が限られることがありましたが、現在ではほぼ全世界的に使うことが可能になっています。
- VISA
- マスターカード
- JCB
- アメリカン・エキスプレス
- ダイナースクラブ
日本国内でカード事業を行うカード会社は、この国際ブランド各社のカード発行と加盟店開拓の権利をもらい、自社カードにこれら国際ブランドのついたカードを発行しています。国際ブランドはこの権利を与える条件に違いがあるため、国内カード会社の性格により提携ブランドも異なっています。
日本国内のカード会社
近年のクレジットカード業界は、利用者の増加と金融業界の再編などとかさなり凄まじい変革を遂げています。
カードを分類すると、大きく分けて「銀行系」「信販会社」「流通系」「メーカー系」の4種類です。
カード発行枚数は銀行系カードが一番多く、流通系、信販会社が次いでいますが、現在では一般企業、団体が発行するメーカー系も種類、発行枚数とも増えてきています。
特にメーカー系クレジットカードは自動車メーカー、電機メーカー、鉄道や空港などの交通、石油、通信など日本の代表的業界のトップ企業がクレジットカード業界に参入しており、流通系カードと同様に各社の利点を打ち出した様々なサービスや付加価値をつけてカードが発行されており、カードを利用する私たちにとっては目的にあったカードを選ぶ選択肢が増えました。
さらに消費者金融業者もクレジットカード業界に参入し、一昔前の「サラ金」のイメージは薄れてきており、無人自動契約機や若年層のキャッシングも増加しています。